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ほかの人の訴訟は、どう終わっているか

令和7年に全国の地方裁判所で終わった民事の裁判(第一審の通常訴訟)は143,859件です。 判決で終わったのが52%、和解が30%、取下げなどが18%でした。

終わった事件を数えた国の統計です。あなたの事件が、こうなる可能性がある、という全体の傾向で、あなたの事件の見通しではありません。

「知的財産」に近い行を、色を付けて示しています。

どう終わっているか

棒に指を置くと件数が出ます。取下げなどは、取下げ・請求の放棄や認諾・決定などです。

どのくらいかかるか

終わった事件のうち、その期間までに終わった割合です。「真ん中」は、かかった期間の短い順に並べたとき、真ん中の事件が入る幅です。

事件の種類6か月以内1年以内2年以内3年以内真ん中
全体59%77%93%98%3〜6か月
お金の請求(全体)43%68%91%97%6か月〜1年
建築の請負代金28%44%72%87%1〜2年
建物の欠陥の損害賠償9%21%52%77%1〜2年
医療の損害賠償13%30%59%80%1〜2年
労働(お金の請求)16%40%84%96%1〜2年
知的財産(お金の請求)34%53%86%95%6か月〜1年
そのほかのお金の請求45%70%92%97%6か月〜1年
建物の明渡しなど93%97%99%100%2〜3か月
土地の明渡し・登記など59%75%91%97%3〜6か月
労働(お金以外)17%41%83%96%1〜2年
知的財産(お金以外)23%48%83%96%1〜2年
そのほかの訴え53%71%90%97%3〜6か月

読み方

年ごとの移り変わり

年終わった件数判決和解取下げなど1年以内
令和3年139,02043%37%20%70%
令和4年131,80146%33%21%71%
令和5年137,60949%33%18%73%
令和6年139,38751%32%18%76%
令和7年143,85952%30%18%77%

令和3年から令和7年にかけて、判決で終わる割合は43%から52%に、和解は37%から30%になりました。 なぜそう動いたかは、この統計からは分かりません(相手が争わない種類の事件が増えたり減ったりしても、割合は動きます)。

このアプリで記録された事件

「わたしの事件」で、本人が統計に使ってよいと選んだ事件の進み方です(知的財産)。国の統計にない、相談から終わりまでの実際の期間が分かるようになります。

まだ数が少ないため、出していません(5件になったら出します)。

お金の請求の争いの流れ(令和7年)

貸したお金、代金・報酬、損害賠償など、お金を求める争いは、裁判所の手続でいちばん件数が多い争いです。令和7年には、地裁で82,716件のお金の請求の裁判が終わりました。

裁判の前に、簡易裁判所の調停(話し合い)で解決を目指すこともできます。

全体の数字で、あなたの争いの見通しではありません。見通しは弁護士に相談してください。この表示は監修前です。

段階ごとの件数

段階件数地裁の訴訟と比べるといつの数
簡裁の調停23,962約29%令和7年に終わったもの
地裁の訴訟82,716―令和7年に終わったもの
高裁の控訴審8,671約10%令和7年に終わったもの

訴訟・控訴審はお金の請求(金銭を目的とする訴え)、調停は簡裁の民事調停の全体(特定調停=債務の整理を除く)。どれもその年に終わった件数で、同じ争いを段階ごとに追った数ではありません。

裁判の前(簡裁の民事調停)

調停23,962件成立 26%6,292件不成立 32%7,671件調停に代わる決定 28%6,704件取下げ 11%2,736件そのほか 2%559件?訴訟へ件数不明申立て終わり方その後
横は、段階の順に並べています(期間は示していません)。色の帯は次の段階に進んだもの、灰色はそこで終わったもの、点線は件数が分からないもの、斜線は推計、切れ目のある箱は桁が大きく縮尺外。帯や箱に指を置くと、件数と説明が出ます。画面が狭いときは、図を横にずらすと続きが見られます。

分からないところ(点線の箱・帯)

  • 調停がまとまらなかったあと、訴えたかどうかは数えられていない
    訴訟へ/不成立 32% → 訴訟へ

調停は、お金の請求だけでなく、家賃・取引・交通事故などの争いを含みます(特定調停=債務の整理は除いています)。成立は6,292件、不成立は7,671件でした。不成立のあと訴えたかどうかは数えられていません。

訴訟から調停へ(付調停)

地裁の訴訟143,859件調停へ(付調停など) 3%4,333件成立 12%519件不成立 7%306件調停に代わる決定 78%3,361件取下げ 1%37件そのほか 3%110件訴訟調停へ調停の終わり方
横は、段階の順に並べています(期間は示していません)。色の帯は次の段階に進んだもの、灰色はそこで終わったもの、点線は件数が分からないもの、斜線は推計、切れ目のある箱は桁が大きく縮尺外。帯や箱に指を置くと、件数と説明が出ます。画面が狭いときは、図を横にずらすと続きが見られます。

調停から訴訟へ進んだ数は数えられていませんが、逆向きの「訴訟の途中で調停に回す」(付調停)は、地裁の民事調停の数(4,333件)でおおよそ分かります。初めから地裁に申し立てた調停も少し含むので、上限の目安です。種類で分けた数があるのは建物の欠陥の訴訟だけで、821件のうち340件(41%)が調停に回されています(最高裁判所「裁判の迅速化に係る検証に関する報告書(第11回)」本文 表14、令和6年)。

裁判(地裁・高裁)

地裁82,716件和解 43%35,848件認容 31%25,750件棄却 8%6,685件取下げ 13%11,126件却下など 4%3,307件高裁8,671件控訴棄却 52%4,536件取消し 12%1,080件和解 27%2,317件取下げなど 9%738件?最高裁件数不明地裁地裁の終わり方高裁の終わり方
横は、段階の順に並べています(期間は示していません)。色の帯は次の段階に進んだもの、灰色はそこで終わったもの、点線は件数が分からないもの、斜線は推計、切れ目のある箱は桁が大きく縮尺外。帯や箱に指を置くと、件数と説明が出ます。画面が狭いときは、図を横にずらすと続きが見られます。

分からないところ(点線の箱・帯)

  • 最高裁の数は、お金の請求だけに分けて公表されていない
    最高裁/控訴棄却 52% → 最高裁/取消し 12% → 最高裁
  • 同じ事件を地裁から高裁まで追った数は公表されていない(どちらも「その年に終わった件数」)
    認容 31% → 高裁/棄却 8% → 高裁

割合は、その箱に入った事件の中での割合です(地裁の終わり方は地裁の事件の中、高裁の終わり方は控訴審の中)。認容の多くは、相手が出てこないまま出る判決です。

「お金の請求」は、司法統計年報の「金銭を目的とする訴え」(売買代金・貸金・報酬・損害賠償などの合計)です。

出典:最高裁判所「司法統計年報(民事・行政編)」第19表・第21表・第37表・第39表・第78表・第79表。2026-09-28 に読んだもの。

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出典:最高裁判所「司法統計年報(民事・行政編)」第19表(第一審通常訴訟既済事件数―事件の種類及び終局区分別―全地方裁判所)・第21表(同―事件の種類及び審理期間別)。令和3年・令和4年・令和5年・令和6年・令和7年。 件数が100件に満たない種類は、割合がぶれるので載せていません。取得:2026-09-28